2012年2月16日木曜日

菓子を作っていた目的はこれだ


じゃーん!三つ子です。
三つ子の魂100まで。この三つ子は三歳児というイミですが、私はいつもとんきち、ちんぺい、かんたの顔を思い浮かべていました。
ことわざの意味は、やっぱ1人より3人の方が怨念が強いので100歳になってもパワフルに霊魂をあやつることができるとか、そんなところかなと思っていました。

話をケーキに戻し、なぜ3つもケーキを焼いたのか。
実はこの3つのためにバナナケーキのレシピを細部まで決めたかったのです。
3つとも同じ味にする。
これを足掛け9年お世話になって昨年退職した職場に持って行き「源泉徴収票ありがとうございました」とご挨拶に伺うのが夢でした。
なんせ退職してからは、地震直後にイギリスに旅立ったきりだったのです。
スタッフが40人前後なのでどうしても三つ子。
しかし3回続けてケーキ焼くのってたとえホームベーカリーでも疲れますな。
3つめの計量はもうろうとして行いました。

本当は3日くらい放置してしっとりさせたかったけれど、お腹の弱いスタッフも多いので
焼いた翌日に持参。
仕事中だったので全員の方とはお会いできませんでしたが
久々に話ができて、ご挨拶に伺ってよかったと思います。
食通で有名な先輩がバナナケーキを一口食べて無言で立ち去って行きました。
これはリベンジです。
用もないのに1年後あたりに、よりシンプルで美味いケーキを持参しようと誓ったのでした。