2012年4月29日日曜日

魚焼きグリルで史上最高のマフィン!

さて「ポリ袋で作る天然酵母パン」本のとおりフライパンで焼いたらうまかったので
これを魚焼きグリルで焼いてはどうかと早速トライ。
マフィン生地をホームベーカリーに練ってもらい、発酵後にくるみ&ぶどうをごろんと混ぜ込みました。

このパン…うまい!うますぎる!

焼きたての湯気が写っていればなあ…

もうおいしいなんてもんじゃないです。毎日このパンでもいい!
(実際この日からこのパンばかり焼いております)
香ばしい…。皮がパリッとして中はもっちり。素材のほのかな甘さ。いくらでも食べられそうなのになぜか食べた充実感があるのです。ひとくちひとくちおいしいなおいしいなと食べます。

本を誉めつつ、勝手に砂糖ぬきにして魚焼きグリルで焼いてるのはヒドい自分…。
いやいやフライパンで焼いたパンは全体がむっちりした感じで美味なのです。特にアウトドアでそんなパンが食べられたら誰だって大感激です。

…でもインドア派なので魚焼きグリルで焼きます。
屈辱なのは「途中ひっくり返し」…何のための水なし両面グリルなんじゃーい。
途中で上の火だけ消せるとかいう機能があればいいのにな。

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月27日金曜日

またすごいレシピ本

砂糖がどうのこうの言ってるうちにまたすごい本と巡り会ってしまいました。
梶晶子さんの「ポリ袋で作る天然酵母パン」
フライパンや鍋で手軽に焼ける、とサブタイトル。

私が驚いたのはポリ袋で生地を練る工程ではなく、フライパンでの焼き方です。

フライパン?ああよくあるアレね、タミさんのパン焼き器みたいな。まん中に煙突みたいのを手づくりすれば全体が焼ける…えっ違うの?

フライパンに生地を置いて、こまめに火力を調節しながらひっくり返すのだそうです。
早速やってみました。もちろん南部鉄器のフライパン!

まるっきりハンバーグにしか見えませんが…

完成パン。

ホームベーカリーによる粉砕レーズン練り込み生地。
後からくるみを入れて焼きました。このゴロゴロ感!

パン全体がむっちりしておいしいんですけど何だか表面がピリピリするんですよね…。
これは粉砕レーズンの味か、あるいはフライパンで前回料理したのがスパイシー系だったから?

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

【追記】こちらの記事はUP翌日の4/28 19:00現在、ブログ村の「天然酵母パン作り」
注目記事ランキングで1位をいただきました。ありがとうございます!

一瞬のできごとかもしれませんが
ランキングはこちらです。


2012年4月25日水曜日

砂糖を摂らない生活

このブログ、だんだん撮影日とのタイムラグができてしまっております。
少し反省。なぜならパン焼きにハマって以来、嗜好や食に対する興味が猛スピードで変化しているからです。

写真のぶどうパンは4/15に焼いたものです。
はちみつに見えますがオリーブオイルをかけております。
この頃には既に「砂糖なしの食生活」をスタートさせておりました。
ええっ?でも砂糖は酵母の働きをよくするために不可欠では?
そうなのです。


パン作り、材料に凝るのも楽しみの1つ。
凝るったってキャビア入れるとかいう意味でなく、せっかく自分で作るならおいしくて安心なパンがいいな、と思うワケです。

そうかベーキングパウダーにはアルミニウムが入ってるものがあるのか。わざわざ選ぶまい。

酵母にも天然とそうでないのがあるのなら、天然で行こう。
(で、味に魅了されてどっぷり。)

白砂糖がヤバい、についてはちょっと検索しただけで説明が読めるので省きますが
「てんさい糖ならいいだろう」と真剣に思っていました。
だって本屋で「砂糖を使わないのにおいしいお菓子」みたいな本をめくるとたいてい「白砂糖でなく黒砂糖でミネラル補給」「はちみつで代替」とか書いてありまっせ。水あめと思ったら米あめですって。
でも甘いのは甘いもんな…何か腑に落ちない。
死んだ親父は糖尿だったし、なるべく控えよう。
ブログ初期には、はしゃいでケーキもバンバン焼いていますが猛省。

このタイミングで廣瀬満雄さんの『今、パンが危ない!』を読みトランス脂肪酸の恐さと、安心なパンを作るのは実はとても難しいことを知りました。小麦粉と農薬、油脂、酵母、そして砂糖、添加物…どれを取っても。

同じ頃、健診で初めて「コレステロール値が高すぎ」と言われて大ショック。

それからはどの順番で本を読んだか覚えていませんが、辿り着いたのは
『シュガー・ブルース 砂糖病』という1冊。
図書館で何十年も前から見かけていたタイトル、気になって仕方ありませんでした。内容でなくこのタイトルです。ゴロがいいんだか悪いんだかとにかく頭から離れない。
そもそも英語に続けて日本語って、まるで『ランボー 怒りのアフガン』
『ポリスアカデミー 全員出動』など、後半は副題だろとツッコミたくなるスタイル。
なおかつ意味不明。まるでハードボイルド小説。わからないものに人は魅かれるのです。
ちなみにこの本、絶版でamazonで中古がすごい価格です。
けっこう予約待って図書館で借りました。古い本だから活字が小さくて貸出し期限までに読み終わりませんでしたがそれでもすごい読み応えで、砂糖に対する認識がガラッと変わりました。太るとか虫歯になるとか、そんな生やさしいもんじゃないです。

10年前に助手をしていた鍼灸院で、先生が患者に砂糖はダメ!と叫びつつ自分は「病気じゃないからいいの」とお菓子をほおばっていた姿を思い出しました。
その程度なんだろうな、とずっと思っていました…。

さて砂糖を摂らない生活、1週間も経たないうちにまずお通じがよくなってビックリ。
そのせいもあってとにかく体が軽い〜。これはぜひ続けたい!快眠快食快便、気分もいいぞ。
困る事はただ1つ、なかなか満腹にならないこと。言い換えれば食後の口ざみしさ。
特に夕食の後は必ず何か甘いものを食べていたのですね、意識していませんでした。

ずっと調子良かったのですが、先週つい市販のすし酢を使っちゃったんですよね。砂糖たっぷりと知りつつ。気のせいかもしれませんが具合悪いです。

かくてパン作りのテーマも「砂糖を極力使わないで天然酵母パンを作る」にシフトしました。
矢野さき子さんの『天然酵母で作るおやつパン』に、ぶどうパンの「生地に砂糖は入れずに干しぶどうの自然の甘みを活かしました」とあったので早速真似てみました。とても美味しいです。本当は果物もアレなのですがどうしても「おいしくないとヤダな…」と思ってしまい、完全な甘みなしパンはまだこれからです。

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月21日土曜日

魚焼きグリルでこんなに美しいあんぱん焼いたよ

長いタイトルですが…このとおりです!


中を割ってみると。手づくりあんこ。

ちなみに焼く前はこんな感じで、やっぱり南部鉄器に乗せて焼くのがポイントですね。

ウチの魚焼きグリルは、水なし両面グリル。上下から焼いてそれぞれ強さの調節ができます。
しかしとにかく上の火の方が食材に近すぎる。
だからアルミホイルをかぶせて、上は弱火、下は中火。
何度か繰り返すうちにやっとコツがつかめてきました。

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月20日金曜日

天火が欲しい

まあ楽しい成形パンですが、のめりこむと欲望がどんどん膨らみまして困ります。
オーブンを持たぬ私、魚焼きグリルでがんばっておりますが。
今、天火というものが欲しくてたまらないのです。

実は見たことも触ったこともないのですが、昭和30年代に家庭でパンやお菓子を焼くと言えば天火を使ったそうな。
それ自体に発熱機能はなく、ガスコンロに乗せて使うオーブン。素晴らしい…!

とっくの昔に製造中止になっているのでリサイクルショップで探すしかない。
と思うとよけい欲しくなる。
いま経済的余裕がないため「なくても生きて行ける」ものにお金をつぎ込めません。
と思うとよけい欲しくなる。

オーブンがなくても魚焼きグリルでがんばるぞ!と思い直しては
「やっぱり天火欲しい〜」となってしまう、その繰り返し。
魚焼きグリル…たくさん焼けないし、高さのあるものは焼けないけど
大好きなのでしばらくはそれで。

パン・ド・実がおいしかったので今回は…憧れのレーズンくるみパン!
しかし具材が少なすぎて感動できず。


にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月19日木曜日

アップルロールパン

昨日の写真はル・クルーゼの耐熱皿で焼いたものです。
別チームは南部鉄器で焼いてみました。

焼く前。具がバラバラこぼれそうなのを、おっとっと…と乗せた。

魚焼きグリルで焼いた。コーンにも見えますがリンゴです。

魚焼きグリルではアルミホイルで焦げない工夫はできても、焼き色をつけるってのは難しいかもです。いや、まだ研究の余地がある。
いつもながら見かけは悪いのですが、初めて天然酵母パンを食べたときの柔らかさ、ほのかな甘さ、しゅるしゅるーっと吸い込めそうな感じは今も変わりません。
ヤバい、ほっとくといくらでも食べられる!

だんだんと成形パン(丸パンなど形作って普通はオーブンで焼くパン)も作りたくてたまらなくなってきました。

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月18日水曜日

バイブルのうちの1冊

どなたにも大好きなレシピ本ってあると思います。
私が最初にステキ〜と思って、実際にいくつも作っているのがこの本。
坂田阿希子さんの「ホームベーカリーのパンとお菓子」です。


センスがいいっていう言葉で片付けるのは簡単ですが写真も文章も無駄がないのです。
「どや!このレシピどや!」っていうしつこさがない分、自分のイマジネーションが膨らみます。妄想して楽しい、作って楽しい。
奇抜ではないのに印象的なレシピが並んでいるので「あ、バナナのパンあの本にあったな」と、まず開いてしまいます。

さて前回の日記で触れたように菓子パン作りは…夢の世界。
しかも魚焼きグリルで作る野望を抱いた私は。
法事でもらったリンゴを活用することにしました。
アップルロールパン!うーん美味しそう!
(この本ではオーブンで焼いています)


さて焼き上がりは、この通り!わっはっは!
上下を見比べて間違い探しをしましょう。(続く)



にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月13日金曜日

袋菓子パンには夢がある?


スーパーで売っている菓子パンが大好きでした。
まず普通のお菓子に比べて生地がパンである分、甘くないような気がして。実際には甘いんですけど、土台も具材も甘いケーキなどに比べれば…。パンに甘いクリーム、これくらいの糖分がちょうどいい、なんて思っていました。

それからパッケージに商品の構造が書いてあるでしょう。図解入りも多い。あれを見て「うわーおいしそう」ってイメージ膨らませて選ぶのも楽しいですよね。バニラとホイップのダブルクリーム!とか、ベルギーのチョコ使用のコーティング!とか、くるみだレーズンだ蒸しパンだ…この「うわー」な夢の世界が100円前後で楽しめる。
そして個別包装で食べやすい。100円の夢をバリッと開けて手を汚さずに食べられる。
たいてい美味いとも不味いとも思わない。まあこんなもんでしょ。

ホームベーカリーにハマってからは必然的に材料にも興味がわいて、ネットや本でイーストフードだの発がん性物質だのトランス脂肪酸だの読んでしまいますと「うわーヤバい」に変わりました。
自分で作ったパンと袋菓子パンを食べ比べて、かみごたえや味のなさを認識したり。

それでも今も売り場で誘惑されるのは味ではなく、図解で妄想するめくるめく夢の世界なわけです。
こうなったら「おいしそうな菓子パン」を自分で作るしかありません…!(続く)


にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月9日月曜日

リベンジ!板チョコパン

今年の3月1日の記事の通り
かつて板チョコパンに挑戦した折、勝手に生地を白パンにしました。
本ではココア生地だったのです。
その結果「味は最高、食べる時の見た目最悪」なパンができました。
パンを切っているのか、ナイフについたチョコをパンで拭いているのかわからない。
パンを食べているのか、手と口の周りにチョコをなすりつけているのかわからない。
まさにチョコまみれ…。

このたび再挑戦。どや!


切っても美しいぞよ!

食べるとチョコまみれ…は変わりませんでした。(^_^;) 

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月5日木曜日

南部鉄器のワッフル型


さてこちらもすぐに試し焼き。
本によくある「ジャパニーズ・ワッフル」なデザイン。
しかあし!ワッフルについては(食べたことないのでここから妄想)外はカリッと、中はもちもちな独特な食感を求めたい。
二つ折にして間にクリームをはさむアレとは違うのだ。
ゆえに今回、出たチカラワザ!名づけて「フタもないのに無理矢理はさみ焼き」ワッフルだッ!

まず(もちっと固めな)生地を置く。もちろん天然酵母。


次にプレート2枚でフタをする!
ヒーッ!お、重い〜ッ!

重さを気にしつつ魚焼きグリルへIN! そして完成。

お味は…「ワッフルと南部煎餅を足して2で割った」感じ。
中途半端に固いので二つ折りにできないが、もちもちしている。
フタが重かったせいかゴムっぽいほどもちもち。
こういう食べ物だと思えば美味しい。ただ焼きムラはありましたね。
また合計で2.5kgはあるので、魚焼きグリルで焼くのは避けた方がいいでしょう。

にほんブログ村 料理ブログ 天然酵母パン作りへ

2012年4月2日月曜日

南部鉄器の使い方

(前回の続き)
これが、私が編み出した南部鉄器プレート2枚の「はさみ焼きあんぱん」だーッ!

まず2枚にパン生地をびろーんと置いて、片方にあんこをのせます。

合体!どーーんとプッシュ!このまま魚焼きグリルへIN!

パカッ!焼き上がりました〜!

いっただっきまぁ〜す!!

たいやきに似ていますがなんたってあーた、天然酵母よ。ほんのり甘い&もっちりしていますがベーキングパウダーの膨張感はなく、中身がつまった生地の美味さ。