2012年1月19日木曜日

初めて天然酵母のパンを焼いた

普段はドライイーストを使ってパンを焼いている人が、初めて天然酵母を使ってみた、のではありません。
正確には生まれて初めてパンを焼いてみた、しかもこだわっていきなり天然酵母!
ホームベーカリーでスイッチポンでパンができるなんてステキ!から始まった願望が矛盾をはらんでこうなった。ラクして作りたいにもかかわらず天然酵母だ。どん欲だ。
挑戦するにあたり唯一不安だったのは、自分が食べてみて美味いか不味いかわからないのではないか、と言う点だ。
だって普段からパン屋さん巡りをしているわけではない。いや、しているんだけど高いからたいていくるみパンしか買えない。だから舌が肥えてないのではないか。

長い前置きだ。パンは焼けたのか?美味かったのか?

いやあ〜美味いなんてもんじゃなかったですよ。
これまで食べていたパンとは全く別のものでした。
ハッキリ言いますと食べた記憶がないんです。
わしはまだご飯を食べてないぞ!と怒るおじいちゃんのよう。

わあ焼けた!いい香り。ふんふんしてアロマ。ずっしりホカホカ!あら熱が取れたらフツーの包丁で切る。中はフカフカだ〜!

この後の記憶が。
マンガのおもちってありますよね。ああいったものをするするするーと吸い込んで終わったような感じ。
本当に美味しいものを食べたときって、何も分析できないのです。
一瞬で4枚切り厚さを食べたので「これはヤバい。余裕で1斤まるまる食べられる」
と思って残りをエーイと冷凍。



2枚目の写真、左のパンに切れ込みがありますが、これがホームベーカリーで焼いた時の羽根の痕なのです。