2012年2月28日火曜日

初めての米粉入りパン

初めて外出先でポメラを使って入力しております。



さて、ブームに乗って米粉入りパンに挑戦してみました。
いただきものの米粉ミックス。ベーキングパウダーなども入っている。
強力粉と米粉、4:1で混合。
パンの耳がちょっと固い。白い部分だけ食べたらこれは…むかーし食べた京都の「麸まんじゅう」の味!!
これはあんこを乗せないわけにはいかない!早速やってみましたが、あんこと一緒に食べるとなぜか麸まんじゅうの風味はどこかへ消えてしまいます。バタークリームでも同じ。

パンそのものの味を楽しむには少し個性が弱い感じ。今までの中で一番、スーパーの食パンに近いかな。過去の失敗パンの方がよほど食べている実感がありました。
後日、この米粉でパンケーキを作ったら普通にホットケーキミックスな味になったので、そういう用途の方が合っているのかもしれません。
基本、薄力粉の代用品ということですし。
入れりゃモチモチするだろうと期待していたのですがちょっと違いました。
なぜか「ぼこっ」と穴が空いております。

2012年2月21日火曜日

うまい!ちぎりあんぱん。ルックスは…

美味しい秘訣、まず何と言っても生地の油脂。
やっぱバターは入れないと。おっと切らしていたのだった!仕方ない、オリーブオイルを加える。
次に前回の失敗ちぎりあんぱんで使ったココナツミルクの紙パック残り半分。
おや、振っても落ちない。なんとパックの全ての油脂が集まっていてバター状に。
かき出して全て入れる。

こんなわけでできあがった生地はダブル油分でしっ…とり。菓子パン系はこうでなきゃ。

中の手づくりあんこも前回の「味なしパサパサ」に懲りて、鍋にあけて砂糖を加えて練り直した。

味はいいんだけどねえ。

ご覧下さい断面図。あんこがムンクの叫び状態。
なぜこのように?
練りが終わってから生地を取り出し、12分割してあんこを包んで、戻した。
だからあんこは丸くなっている予定だった。
実際にはどこでちぎってもあんこが分断されて食べにくい、ちぎりあんぱんに。

ちぎりあんぱんビフォア&アフター

さあ、今度はおいしくできるかな?ちぎりあんぱん。
ドキドキしながらフタをするのであります。


できた〜っ!
マシンのフタを開ける瞬間はいつもワクワクします。


さてお味の方はどうだったのでしょうか。
次号へ続く。

2012年2月16日木曜日

菓子を作っていた目的はこれだ


じゃーん!三つ子です。
三つ子の魂100まで。この三つ子は三歳児というイミですが、私はいつもとんきち、ちんぺい、かんたの顔を思い浮かべていました。
ことわざの意味は、やっぱ1人より3人の方が怨念が強いので100歳になってもパワフルに霊魂をあやつることができるとか、そんなところかなと思っていました。

話をケーキに戻し、なぜ3つもケーキを焼いたのか。
実はこの3つのためにバナナケーキのレシピを細部まで決めたかったのです。
3つとも同じ味にする。
これを足掛け9年お世話になって昨年退職した職場に持って行き「源泉徴収票ありがとうございました」とご挨拶に伺うのが夢でした。
なんせ退職してからは、地震直後にイギリスに旅立ったきりだったのです。
スタッフが40人前後なのでどうしても三つ子。
しかし3回続けてケーキ焼くのってたとえホームベーカリーでも疲れますな。
3つめの計量はもうろうとして行いました。

本当は3日くらい放置してしっとりさせたかったけれど、お腹の弱いスタッフも多いので
焼いた翌日に持参。
仕事中だったので全員の方とはお会いできませんでしたが
久々に話ができて、ご挨拶に伺ってよかったと思います。
食通で有名な先輩がバナナケーキを一口食べて無言で立ち去って行きました。
これはリベンジです。
用もないのに1年後あたりに、よりシンプルで美味いケーキを持参しようと誓ったのでした。

2012年2月13日月曜日

ケーキをフレンチトーストにして食べるの図

前回のバナナケーキ、甘さが物足りないのとパサついているのとで
またもや食べ進まず、数日後。

フレンチトーストにしました。
卵と牛乳につけて30分後、焼くやつね。

まあ食べやすくはなったけど。
もともとケーキなので、くどくなりましたとさ。

ケーキコースにすれば具がくずれない。


ご覧下さい。このようにケーキコースで焼くと具材は粉砕されないのです。

何度目かのバナナケーキ。
バナナはよく熟したもの。
くるみとプルーン、そしてゴマを加えました。
砂糖は黒砂糖。全粒粉を2割混ぜてヘルシー。
その上、ココアパウダーも加えてみました。

…ちょっと欲張り過ぎました。

まずココアパウダーが入ると、口に入れた瞬間「甘みが足りない」と思ってしまう。
砂糖の量はいつもと変わらないのでおそらく舌が勝手にチョコレートを期待してしまうのです。
チョコにしては甘くなさすぎる!もっと甘みを!てなわけです。

そして、粉っぽい。わずかにパサパサ感UP。
小麦粉の他にココアパウダーという粉を加えたためか?
プルーンをオシャレ酒に漬けるなどの手を加えず、そのまま投入したためか?

あと、ゴマが主張しすぎてお菓子じゃないよエネルギーバーだよ感が突出。

とにかく今回でバナナケーキのレシピは確立されました。
バナナの黒点を確かめ、メンバーはくるみ、チョコチップ、黒砂糖に絞ります。
バターを多めにしてパサ感を防ぐ。
もとのレシピはナショナルのホームベーカリーに付属のペラ本。

このレシピを携え後日、お菓子作りの目的であったイベントを実行したのであります。
バレンタインじゃないよ。

2012年2月10日金曜日

昨日のクイズ、正解発表

答えは「ちぎりあんぱん」です。

えっ、ホームベーカリーであんぱんができる?!
そう、ホームベーカリーいっぱいの大きさの…ではなく、「ねり」終了直後にマシンから生地を取り出し、12個に分割する。1個ずつ平べったくしたらあんこを包んでキュッととじて、またマシンに戻す、これを12回繰り返す。楽しそう。ちぎって食べるからちぎりあんぱん。

飯田順子さんの本「ホームベーカリーだから簡単!天然酵母パン」で初めて見たのですが生地にココナッツミルクを加えるため、ほかに油脂を入れなくてもしっとりパンができるって…わあどんな味なんだろう。

このココナッツミルクの使い方が敗因その1でした。
紙パック200ccを買ったのですが、使うのは100cc。何も考えず計量カップでピーッと量って加えた。この時どうやら「うわずみ」だけを使ったらしいのです。
(後日、リベンジ大会で残りの100ccを使おうと思ったらバターのようなもったり脂肪分が。)
これゆえ、今回のパン生地は脂肪分ほとんどなしでパッサパサでした…。

敗因その2。調子に乗って、あんこまで手づくりしてみた。しかも土鍋で。
慣れないことは重ねてやらない方がいいな。
小豆250gに対し同量の砂糖を入れると別の本に…そんなに入れるのイヤーッ!と勝手に150gまで減らしました。それだってすごい量ですよ。で、あんこだけ食べてみるとそれなりに小豆の味がしておいしかったので、そのままあんぱんに使いました。
しかしあんこは完成してから再度パンごと焼かれるので水分がパンに吸収されるらしく、ボロッボロのパッサパサ。バルバロッサって何だっけ。今調べたら「赤ひげ」だそうです。
あとエル・コンドラ・パッサってありましたよね。とにかく崩れるんですよあんぱんのあんこが。「ファイト一発」の崖崩れのように弾んで落ちるんですよ床に。
しかも味がない。甘さ控えめではなく味がない。食べてショッキングなほど味がない。

生地がパサパサ。あんこもボロボロ。初めて天然酵母でないドライ酵母を使ったのも手伝って、食べるのがしんどいパンになってしまいました。

こんな時の救世主は誰か?
タジン鍋さまです!
タジン鍋に少し水を張って、鉄の鍋敷きを入れて、その上でパンをふかすのです。
熱いうちにふうふうしながらポロポロあんここぼしながら食べるのです。バターものせたりして。それなりにうまいと思いながらもリベンジを誓うのでした。


2012年2月8日水曜日

何のパンでしょう?

これは何のパンでしょう?
正解は後日!

ちなみにこんなに美味しそうに見えるのに失敗パンです。
生地も具も…。

うまくいったバナナケーキ

実はこれを焼く前に、もうひとつバナナケーキを焼いて友人宅に持参したのであります。
同じ房のバナナを使いました。バナナはもうちょっと熟してからのほうが良かったのですが、2つのケーキとも焼き上がって竹串に何もついて来なかったのでやっと「これがグッドに焼けた状態なのか」と認識できました。
バナナ、くるみ、チョッコチップ、黒砂糖。美味しくないわけがないラインナップ。
あとはもっさりボソボソ感ですね。もう少しバターを増やせばいいのかな。
そう思ってネットで調べたら質問掲示板で「ご近所友達で手づくりケーキをいつも持参する人がいるがそれが不味くて困っている」というスレッドがありややブルーに。アンサーの「手づくりスイーツは普通、よほど自信がない限り他人様には出せませんよね」を読んで真っ青。
おまけにこのケーキをきっかけに、実は数日後の方がしっとりして美味いということにも気がつきました。うーん友人に何と言ってお詫びすればいいのか。ぎみんに。

カット前。チョコチップがかたよっておりますな。


よく言えば甘さ控えめ、悪く言えば味がない。それをチョコチップとくるみでカバー。

2012年2月4日土曜日

がっくり、ぺたんこドロドロパン

これまでで最大の失敗パンが出ました。
まず、膨らんでいない。驚いたほどです。
そしてまたもや具材が…ねりの強さのためドロドロ。
今回、ひまわりの種パンなのです本当は。
このタイトルも「とっとこハム太郎パーン!」にしようと決めていたのに…!
ひまわりの種ならもともと小さいから、スタート時点で生地に混ぜ込んでも粉砕されないだろう。この読みが甘かった。大半のひまわり種はドロドロ。たまにかろうじてりんかくだけ削られたものが見え、あるんだなってのはわかります。写真アップにしてみました。

そして膨らんでいなかった原因はおそらく(1) 活性化後1週間ちょいの、古い天然酵母を使った。 (2) ひまわりの種は思いっきり酒のつまみのパッケージで塩味がついていた。つまり塩分強すぎて酵母が働けなかった。 などが考えられます。

これほど明らかな失敗パーン!なのに、まずくはないんだよねえ。フシギ。そこそこ食べられる。
ごまやくるみに比べて風味が弱いから、何のパンであるかはわかりにくい。けどズッシりしている。まあこういう食べ物なのかなと思わせてしまう何かがある。

実はレシピ本では「松の実パン」だったの。でも松の実買いに行ったら目玉が飛び出るほど高かったので代わりにハム太郎。余裕ができたら買います松の実。



2012年2月3日金曜日

ケーク・サレは洋風もんじゃ

ケーク・サレを焼いたのは2回目。
雑誌に載っていたカラフルな具材の写真があまりに鮮烈で、食べるの辛かった1回目にめげず再挑戦しました。
飽きないうちにさっさと作りたいイメージのやつを作っちゃいましょう。
今日の具材はアボガド、エビ、トマトそしてクリームチーズ!
そのまま食べても美味しそう。
小麦粉、卵、牛乳、そしてオリーブオイル。前回はマヨネーズでコクを出しすぎたので今日はオリーブオイルです。
ホームベーカリーのケーキコースを選んでスイッチオン!

ピッピッ。できた!…もそもそもそ〜。(竹串にいろんなものがくっついてくる音)
表面の焼き色はよいのだが。では追い焼き10分。

ピッピッ。できた!…もそもそもそ〜。
まだ足りないのか。さらに追い焼き10分。

ピッピッ。…もそっ…もう根負け、これでよしとしよう。
熱いうちにマシンから出すと、自立できないほどふかふか。
ふしゅる、ふしゅる…と音が聞こえそうなしぼみ方。

今回、味はよかったですよ。翌日弁当に持ってって、冷めても美味しかったもの。
ただせっかく奮発した具材たち、追い焼きを重ねたせいかエビ以外は影も形もなくなっていましたとさ。もう生地に溶け込んで、たまに赤と白と緑の色が見える。
全部がそれだったら悲しかったが、エビだけはコンスタントに存在を誇示してくれて、なんとありがたいことよ。

ケーク・サレ、追い焼きのしすぎに注意。