平成23年の半分はイギリスで遊びほうけておりました。帰国後の社会復帰はスーパー軟着陸。いまハマっているのは天然酵母パンを天火で焼くこと。タイトルのホームベーカリーは練り練りマシンとして活躍中。さらに粉モノに次々と興味が湧いております。
2012年4月13日金曜日
袋菓子パンには夢がある?
スーパーで売っている菓子パンが大好きでした。
まず普通のお菓子に比べて生地がパンである分、甘くないような気がして。実際には甘いんですけど、土台も具材も甘いケーキなどに比べれば…。パンに甘いクリーム、これくらいの糖分がちょうどいい、なんて思っていました。
それからパッケージに商品の構造が書いてあるでしょう。図解入りも多い。あれを見て「うわーおいしそう」ってイメージ膨らませて選ぶのも楽しいですよね。バニラとホイップのダブルクリーム!とか、ベルギーのチョコ使用のコーティング!とか、くるみだレーズンだ蒸しパンだ…この「うわー」な夢の世界が100円前後で楽しめる。
そして個別包装で食べやすい。100円の夢をバリッと開けて手を汚さずに食べられる。
たいてい美味いとも不味いとも思わない。まあこんなもんでしょ。
ホームベーカリーにハマってからは必然的に材料にも興味がわいて、ネットや本でイーストフードだの発がん性物質だのトランス脂肪酸だの読んでしまいますと「うわーヤバい」に変わりました。
自分で作ったパンと袋菓子パンを食べ比べて、かみごたえや味のなさを認識したり。
それでも今も売り場で誘惑されるのは味ではなく、図解で妄想するめくるめく夢の世界なわけです。
こうなったら「おいしそうな菓子パン」を自分で作るしかありません…!(続く)