(前回からの続き)
成形パンの焼き方は「200度のオーブンで15分」などと書いてある本が多い。
魚焼きグリルで焼く場合はどうするのか。
本を見るとやたらアルミホイルを使う。敷いたりかけたり。
とりあえずアルミにパンを並べ、アルミで覆って弱火で焼いてみたら。
5分もたたないうちにパンはぷくーっと膨れ上がりアルミを押しのけ
窓から覗いても焦げ目までついているのがわかる。
「これは大変!」
あわててグリルを引き出してみると。
パンどうしがくっついている。
これを見てジャミラを思い出した。
ジャミラ。ウルトラマンに出て来る怪獣だ。
確かもともとは人間しかも宇宙飛行士だったのに
アクシデントで頭と首と肩が一体化した異形の姿に。
今回のパン、黒々とした焦げ目まで顔に見えてきそう。ジャミラの。
ジャミラは哀しみの怪獣と言われます。もとは人間だから。
私もこのジャミラパンを見た時は哀しい気持ちになりました。
くっついてるし焦げてるし、短時間すぎて中は生焼けかも。
ところが食べてみると。
なかなか美味しいのであります。
ちゃんと中まで焼けて。この焦げ色の部分が焦げの味じゃないってのがフシギ!
手づくりあんこも2度目、豆々しくてうまい。
砂糖も塩も多めに入れて塩大福の面影。
これは、ブログのタイトル変更?
「ホームベーカリーと魚焼きグリルで天然酵母パンを焼く」…って長い!